フィールドスタディ | ウェルチェは、愛知県名古屋市西区・北区、静岡県浜松市北区で介護福祉関連事業(グループホーム・居宅介護支援事業所等)の運営を行っています。

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2025年12月29日

あおば

フィールドスタディ

今年もフィールドスタディで高校生を迎える事が出来ました。フィールドスタディは、探求学習の一環として「地域や社会の課題に日々向き合う企業から課題解決事例を学ぶ」プログラムです。生徒はこれらの学習を通し、自ら課題を発見し解決する力を身に付ける事を目的として、湖南高校1年生2名があおばを訪問してくれました。

訪問に際していただいた質問をご紹介します。

Q1.施設理念について具体的にどのような工夫をされていますか?

A:研修で説明し、介護現場では、チャンスをとらえてその都度、指導教育しています。

Q2.犬と同伴する事が出来ると知ったんですが、そうしたのは社会問題である犬が独りになり、行方不明にならないように様にするためでもありますか?

A:犬についての社会問題は、高齢者が介護施設に入居するとか入院するなどの理由によって飼えなくなってしまうケースが増え、その後の犬を飼育してくれる人を探すのが大変になっているという問題があると思います。私たちは、介護人材不足に陥らないために、「夜勤時に自宅に犬を置いてくる時間が長すぎて夜勤を躊躇する」と言う職員に何とか夜勤の協力してもらえるように、「利用者様が怖がらなけれ同伴出勤を許可」しました。きちんと躾が出来ていて、無駄吠えがなく、飼い主の指示に従える犬だったので、利用者様も犬が来る日を楽しみにしていました。

Q3.高齢化や介護人材不足などの課題に対してどのような取り組みを行っていますか?

A:この課題は介護だけでなく、全ての業種が直面していると思いますが、特に介護と言う職種は不人気です。しかし、私たちは、就職した職員に対して、「やりがい・達成感」を手にできるように日々教育指導をしており、おかげさまで、離職率が低く、非常に恵まれています。また、職員からの紹介で就職してくれた方もいます。

Q4.ホームページで自由と言う言葉を拝見したのですか、大変そうなのになぜ、そうしたのですか?らんちゃん(犬)はどのような存在ですか?介護に大変そうな印象があるのですが、嬉しいことはありますか?

A:高校生の皆さんは校則が合ってどのように感じていますか?高校の3年間は嫌だけど我慢すると言うこともあると思いますが、高齢者の皆さんは介護サービスを受けるために入居されると1年2年ではなく、そこからずっと入居した施設で過ごさなければいけません。できる限り制限がないように努力する、工夫するように心がけています。ただし、何もかも自由ではなく、大原則は「集団生活ができる」という条件を満たす方が入居されています。

  2代目らんぷ 通称らんちゃん

らんちゃんは、2020年の8月に6歳の子を譲っていただき、ホームに通って皆さんに可愛がっていただきました。2023年11月に病気が見つかり、名古屋の日本動物高度医療センターで診断、手術をしてもらいました。とても難しい病気で、再発は必ずしますと言われての手術でしたので、一時は元気になっていましたが、2025年4月にお星さまになりました。

その後、3代目のセラピードックとしてホーム近くのブリーダーさんより2歳9か月の子を譲って頂くことができ、少しづつお勤めに慣れているところです。

 3代目 麒麟 通称りんちゃん

「介護は大変というイメージ」、介護に限らず、仕事は何をやっても楽なものはないと思います。しかし、どのような職業もずーっと線で忙しい・辛い・大変なのではなく、線と点であってある瞬間は「キツイ!」「辛い!」と感じる事はあっても、利用者の皆様やご家族と話をしたときに自分たちは本当に必要とされる存在と気付き、その時は喜びを感じています。

犬は、昔飼っていたことがあるという利用者様が多いこと、犬と人間は見つめ合うとお互いに幸せホルモン(オキシトシン)が分泌され、優しい穏やかな気持ちになれるということが証明されています。そんなことで、利用者の皆さんはワクワクして3代目(麒麟女の子)の出勤を待っています。

などのディスカッションをしました。ご質問いただいたことで、私たちが日々実践し提供しているサービスについて考える機会となりました。

浜松市中央区三方原町70番地の10

うぇるケアホームあおば

デイサービスあおば

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