入退院の支援します | ウェルチェは、愛知県名古屋市西区・北区、静岡県浜松市北区で介護福祉関連事業(グループホーム・居宅介護支援事業所等)の運営を行っています。

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2017年8月25日

居宅あおば

入退院の支援します

残暑お見舞い申し上げます!!

浜松市北区にあります居宅介護支援事業所あおばの山下です。

今年も猛暑です。台風がきたり、じめじめした暑さが続いています。天気のせいか、訪問した先のご利用者さんも少しバデ気味にみえます。私、ケアマネージャーも水分補給しながら毎日走り回っています。室内環境を整えたり、適度な水分や塩分補給、栄養摂取、睡眠を十分取るなど燃える夏を何とか乗り切りたいですね。

今回は最近あった入院支援についてお話をしたいと思います。

7月中旬 出勤するとデイサービスの職員様から、「A様 トイレで立ち上がれなくなり、腰に痛みがあり動けなくなったと妻より電話が入り、骨折を疑い、救急搬送をするように指示しました。」と一枚のFAXが届いていました。

すぐに状況確認のため、家族様(妻)に電話連絡を行うとともに病院側に入院時情報提供書を作成し、翌日面会に行きました。

病棟の看護師に入院時情報提供書をお渡しし、ご本人様の状態を確認しました。

ご本人様は私の顔を見てにこやかな表情をされ、「やっとかぶりだね。来てくれてありがとう。」と目に涙をためながら私の手を帰るまで離しません。毎月の訪問時も「やっとかぶりだね。来てくれてありがとう。」と言われながら私が帰るまで私の手を離されない方ですが、目に涙をためる姿に私は認知症という病気があり、自宅とは違う環境に戸惑いを感じていたのではないかと思いました。治療のためとはいえ、知らない人、知らない場所での生活はA様にとって不安な環境だったに違いありません。A様の表情が不安顔から安堵の表情に変わり「あなたに会うと元気が出ます。あなたに会うと頑張らなくちゃと思います。また来てね。」とわずか30分ほどの面会でしたが、私にとって疲れが吹きとび、心が温かくなりました。

数日後、今後に向けてのカンファレンスが開催され、主治医、看護師、本人、家族様(妻・嫁・孫)とともに参加しました。在宅復帰のため、転院しリハビリをすることに決まりました。A様のがんばりはもちろんですが、A様を支える家族様、主治医をはじめとする医療チーム、在宅生活を支える支援チームの連携の大切さを学ばせていただいています。面会を重ねるごとに表情が穏やかになり、体の動きも良くなっている姿に私もがんばらなくては…と英気を頂いています。

一日も早く、大好きな自宅にもどり、大好きな家族とともに生活が出来るように、ケアマネージャーとして自分のできることをサポートしていきたいと思います。

 

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