大好きなカキフライが食べたい( `ー´)ノ | ウェルチェは、愛知県名古屋市西区・北区、静岡県浜松市北区で介護福祉関連事業(グループホーム・居宅介護支援事業所等)の運営を行っています。

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2021年11月23日

居宅あおば

大好きなカキフライが食べたい( `ー´)ノ

例年よりも遅く、金木犀が花咲いています。

どこからか風に乗って、金木犀の香りが届けられると、

秋が深まる合図ですね。

 

浜松市北区にあります居宅介護支援事業所あおば 山下です。

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

 

私達ケアマネージャーは、ご利用様やご家族様の○○したい!! ○○になりたい!! という目標や希望に対し課題分析を行い、サービス事業所の皆様と連携を図りながら、目標や希望を達成出来るようにお手伝いをさせていただいています。

今回のブログでは、ご病気になりながらも、自分の目標・希望に向かって頑張る姿をご紹介させていただきます。

 

体調を崩し入院され、嚥下機能が低下したA様

入院前は常食の食事を食べていましたが、入院してからは食事形態が変化し嚥下食になり、A様にとって形がない食べ物は食べたいと思えるものではありませんでした。食べる意欲がなくなり、1口2口…しか食べることが出来なくなり痩せていきました。主治医も嚥下機能の向上は見込めないと判断され、主食:全粥(軟飯)、副食:2~3㎜刻み+すべての食材にとろみ付き、飲料:はちみつ状のとろみ付きの食事提供の指示で退院しました。

自宅に帰り、夫と自分の食事形態が違うことを悔しがる姿もありました。

大好きなカキフライが食べたい!!

を目標に在宅医、訪問看護ステーションの看護師・理学療法士を中心に嚥下・身体機能向上プログラムを考案していただき、自宅で取り組まれていました。嚥下機能を向上させるためには、おしゃべりをする」ことが最も効果的です。デイサービスに通い、話す機会が大幅に増えました。積極的な声掛けをしてくださいました介護職員様、ありがとうございました。また嚥下機能の観察・評価をしていただいたデイサービスの看護師様及び訪問看護ステーションの看護師様、ありがとうございました。食事形態を常食に近い状態まで戻すことが出来ました。

 

嚥下評価:ゼリーやヨーグルト(バナナ入り)を食べました!!

咀嚼して、咽ることなく飲み込むことが出来ました✌

 

夫婦仲良く並んで食事を食べられます(´~`)モグモグ

食べる意欲も戻り、ご主人様の分も食べてしまうとか…(笑)

 

訪問看護ステーションの看護師様とリハビリタイム(≧▽≦)

まずは指折り体操からです。

数を数えながら指を折ったり、開いたりしていきます。

いち、にーぃ、さーん、しー……

 

続いては、じゃんけんゲームです。誰が勝つのでしょうか!?

看護師:じゃんけんぽい……×5回

看護師:誰が一番多く、勝ったでしょうか?

A様:わ・た・しだよ。私が全部勝ったぁ(^_^)v

夫:こいつには毎回負けてしまう(笑) 強いんだよ!!

 

看護師様が話題提供をしてくだっさり、本人の話す能力を引き出してくださいます。

日々の暮らしの中で、話す・食事をするという嚥下機能訓練を続けています。

そのおかげで今は、水分にはとろみが必要ですが、常食(下の写真)が食べれるまでになりました。

「目指せ カキフライ!!」を合言葉に 大好きなカキフライが食べれるように

A様のモチベーション維持向上を図り、目標達成が出来るようにチームで取り組んでいきたいと思います。

A様に限らず、ご利用者様・ご家族様の皆様が日々、穏やかに過ごせるようにケアマネジメントを行いながら、各サービス事業所の方々と情報共有をしながら生活を支える支援をしていきたいと思います。

居宅介護支援事業所あおば 山下

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