つぶやき
2021年5月12日
居宅あおば
夫婦でがんばっている!
八十八夜の別れ霜の言葉とおり、本格的に暖かくなってまいりました。皆さん、お元気にお過ごしでしょうか?
浜松市北区にあります居宅支援事業所あおばの杉本と申します。
今回のブログでは、私の担当している利用者様の中から、『お互い支えながら生活している御夫婦』をご紹介したいと思います。
A様ご夫婦(*’ω’*)
「春はあけぼの ようよう白くたなびく山際…」の通り、早起きが得意なA様です。
早起きして、10年以上ラジオ体操に参加されています。
A様は一昨年前に病気で入院し仕事も辞め要介護認定を受けていますが、退院後間もなくラジオ体操を再開しました。
A様の「ラジオ体操の仲間と浜名湖にも釣りに行くよ。」との言葉から、私はご近所の仲間、地域の力の大切さを感じます。
奥様は、いつも面談に同席してくださり、A様の体調や病気の再発を心配され、健康状態に気を配っている様子が伺えます。
B様ご夫婦(*’ω’*)
B様ご夫婦はお二人とも要介護認定を受けています。夫のB様は体の弱い妻を支えなければと、毎日トレーニングメニューを
決めて行います。
歩行器を押して朝のゴミ出しに行きます。
B様は「転んでしまうと立ち上がれなくなり途方にくれる。」と話されますが、誰かに助けを求めることもなく、自分で何とかして起き上がり帰宅されます。
そんなB様の帰宅を飲み物の準備して待っていらっしゃる奥様。飲み物は奥様の手作りです。
季節に合わせて飲み物を作られているそうです。
今日はピンク色のザクロシュースです。
今日は特別に私も頂きました(^_^)v
爽やかな香りがして、甘酸っぱく口当たりがさっぱりしました(´艸`*)
食事はご夫婦でキッチンに立ち、ご主人が食材を出して切り、奥様が手順を指導し味付けされています。
奥様は指のリハビリと脳リハビリを兼ねて、タブレットを活用され「漢字検定ゲーム」を行っています。
全問正解され、表彰された(^_^)vと嬉しそうに見せてくれました。
B様と奥様は「よく喧嘩をする。」と話されますが、私が訪問して話を伺う度にお互いを思いやっていらっしゃるなぁと感じています。
C様夫婦
C様は足が悪く手術をしたことがきっかけで、当事業所とのご縁をいただきました。
術後にリハビリをしたいと、週1日通所介護を利用され、転倒防止の為、玄関の手すりをレンタルしています。
ご主人様の支援を受けて、買い物や家事、畑仕事も行い、お話し大好きな元気なC様です。
ご主人は現役の華道教室の師匠です。お教室の日には生徒様が来られるため、C様もお手伝いされています。
ご自宅の玄関にはいつも季節の花が生けられています。庭に咲く花も師匠の手にかかると超豪華になります!!
ご紹介させていただいた御夫婦は、歳を重ねて体の障害を持ったり、物忘れがあっても、お互いを想い合いながら生活をされています。どちらが欠けても、ご自宅での生活は難しいと予測されます。私には、それぞれの御夫婦が50年以上共に過ごしてきた絆の深さを感じます。
まだまだ寒暖差のある季節ですので、体調に気をつけてお過ごしください。
居宅介護支援事業所あおば 杉本