リハビリをして出来ることが増えました! | ウェルチェは、愛知県名古屋市西区・北区、静岡県浜松市北区で介護福祉関連事業(グループホーム・居宅介護支援事業所等)の運営を行っています。

ウェルチェ

ブログ

つぶやき

2023年4月3日

居宅あおば

リハビリをして出来ることが増えました!

   

居宅介護支援事業所あおばの杉本です。
当事業所は浜松市北部にあり、海から離れている高台に位置していることから東北の地震以降に企業や宅地が急増しています。  近くには「もくれん通り」があり、満開の時期には見とれてしまうほど見事です。

今年の冬は寒さが厳しく、お体の調子が悪くなった方や各施設で新型コロナウイルス感染症がピークとなり感染してしまった方もいましたがやっと落ち着いてきた今日この頃です。

ご紹介するK様は3年前に脊柱管狭窄症による腰痛が悪化し、 奥様が介護をしていましたが痛み止め内服により胃潰瘍のため、入院となりました。当初は車椅子生活でしたが、回復期病棟の リハビリを経て退院支援から関わりました。
自宅復帰のために、退院前自宅訪問をして、住宅改修工事、福祉用具を整え、 デイサービス、訪問リハビリを利用開始しました。

 

自宅復帰してから「庭仕事をしたい。介助なしで歩きたい。」という思いから 転倒を繰り返してしまい奥様への介護負担が多くなり一年後には再入院となりました。回復期病棟の熱心なリハビリの成果があり、3か月後に退院できました。

退院後にデイサービス、訪問リハビリを再開。K様が「庭で草取りや野菜を植えたい、近所の友人と話をしたい。」という希望を支援するため、歩行訓練を中心に転倒予防のため、屋内は手すりにつかまって歩く事、屋外は歩行器を使用を約束し、庭作業の動作指導をしました。K様は、自宅に帰った事が嬉しくて、朝早く起きて奥様が調理をしやすいように食器を準備します。朝食後に奥様が一休みすると食器を洗ってゴミ出しに行きます。洗濯物を干したり、庭の草取りや家庭菜園で野菜を育てています。三河で育ったので茶道、華道は小さいころから身についており今でも来客時にはお茶をたててふるまいます。

   

一時はベッド上で寝たきりの生活になりかけていましたが、御本人が歩きたい、庭仕事をしたいという意欲が原動力となりリハビリを熱心にされたので驚異的な回復をされました。

   

今度は奥様が体調を悪くして入院してしまい長男様と二人暮らしをしています。奥様に任せていた家事ですが、退院してきた奥様と支え合って暮らしていけるように、出来ることがまた増えていく事でしょう。

ブログ一覧に戻る

ページの先頭へ